香川県の魅力
香川県は、瀬戸内海に位置し、「世界の宝石」として賞賛されています。県内には歴史的、文化的な名所がたくさんあり、東京や大阪、京都、広島といった大都市からも飛行機や電車で2時間かからずに来ていただけます。また香川県には、長年の歴史を持つ「遍路文化」があり、比較的短い距離の間に特色溢れたたくさんの寺院が立ち並んでいます。そして香川グルメとして絶対に外せないのが、全国の人々に深く愛されている「讃岐うどん」!香川県は「うどん県」という愛称で呼ばれるほど、たくさんおうどん屋さんが立ち並んでいます。
観光スポット
特別名勝 栗林公園
香川県の最も有名な場所の1つである「栗林公園」には、国内外問わず毎日多くの方が伝統的な美しい庭園を見に来られています。栗林公園は、約400年近くその美しさが保持されている大名庭園です。文化財に指定された庭園の中では日本一の大きさ(広さ)を誇っています。季節の花々や美しく剪定された松の木は、季節ごとに変化する華やかな景色を作り出します。大きな池の周りに起伏に富んだ地形で山や谷を表現し、池の周りを散策できるように造られた大名庭園は、広い園内を回りながら様々な景色を楽しむのが最大の魅力です。
紫雲出山
紫雲出山は香川県三豊市の荘内半島に位置する標高352mの山です。山頂からの風景は息を飲むほど美しく、米国ニューヨークタイムス紙の「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編」にも選ばれています。春の桜シーズンには、桜と瀬戸内海が調和するその絶景を求めて世界中からお客様が来られます。また桜シーズンだけでなく、初夏にかけては紫陽花が咲き誇るアジサイロードを楽しむこともできます。
父母ヶ浜
香川県三豊市にある約1kmに渡るロングビーチ「父母ヶ浜」。日本のウユニ塩湖と呼ばれており、夕方には心を掴まれる絶景に出会えます。ウユニ塩湖は南米ボリビアにある塩湖で、降った雨が流れることなく大地に薄く膜をはるため空の景色が湖に映し出され、雄大な"天空の鏡"が現れます。一生に一度は見たい絶景として世界中で有名ですが、そんな "天空の鏡" を、ここ父母ヶ浜でも見ることができます。
讃岐うどん
滑らかなのに"コシ"のある「讃岐うどん」は日本全国で大人気です。県内には600軒以上のうどん店がありますが、それぞれのお店が独自の味を提供しています。うどんは長年にわたり培われてきた伝統的な手打ち技法と、小麦や塩、水、醤油、イリコといった地元ならではの自然の恩恵との融合で作られています。
現代アート
香川県では、アートが日常生活の中に溶け込んでいます。2010年にスタートし、3年に1度開催される国際現代芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」は、瀬戸内海地域を活性化させることを目的としています。地元の島民と一丸となり、世界各地のアーティストが「自然を壊さず地元の文化や歴史に溶け込む」をコンセプトに素晴らしい作品を制作しています。瀬戸内国際芸術祭の期間外でも、家具デザイナー "ジョージ・ナカシマ"の記念館や、猪熊玄一郎美術館、東山魁夷せとうち美術館など、名だたる芸術家の作品を楽しんで頂くことができます。また県内には丹下健三氏、安藤忠雄氏がデザインした建物が多々ありますので、ぜひ訪れてみてください。
四国遍路
四国全域にわたる四国霊場88ヶ寺は、8世紀の仏教僧侶である空海が辿った道として「四国遍路」として知られています。徳島県の1番札所 "霊山寺" から88番札所の "大窪寺" まで巡礼すると、願いが叶う(結願)と言われ、何世紀にもわたり多くの人が巡礼されています。香川には、空海生誕の地とされる「総本山善通寺」、結願寺である「大窪寺」など23の公式寺院があります。 大窪寺が「結願寺」と呼ばれているのは願が叶うという意味だけでなく、精神の旅の終わりと巡礼者が空海に近づくことができるという事を意味しています。