徳島県は四国の東部に位置し、東は紀伊水道に面し、北は香川県、南は高知県、西は愛媛県に接しています。山地が多く、全面積4,146.79平方キロメートルのおよそ8割を占めており、1,000メートルを越える山も数多くあります。県内の最も高い山は四国山地中の剣山(つるぎざん)で、標高1,955メートル、四国第2の高山です。その剣山を中心とした剣山地は県を南北に分ける分水嶺で、その北方を流れる吉野川は水源を遠く高知県に発し、徳島県に入って大歩危・小歩危の深い峡谷を作り、三好市から東に転じ、東流するにしたがって広く、くさび形の徳島平野をつくっています。 吉野川の北、讃岐山脈は一般に低く、山麓は扇状地が発達し、土地は高く、吉野川下流の低地は勝浦川及び那賀川下流の低地と共に広く水田地帯となっています。
徳島県の魅力
徳島県は南北100kmもありませんが、この小さな地域の中でもいくつかの地理的特徴の影響を受け、複雑多様な気候に恵まれています。南東の沿岸地域は、西部の山岳地域と比較すると、暖かく、涼しく、沿岸地域と山岳地域の間には約4℃の温度差があります。また年間降水量は1,500 mm以下で比較的少なく、暖かく乾いた「瀬戸内海気候」に属しています。過去には、多くの塩業者がこの気候を利用し、塩業を発展させてきました。山岳地帯を中心とする高山地帯は、寒く比較的降水量が多い「日本海気候」に属しています。徳島は西日本に位置していますが、山岳地域では北西風が強く吹き、冬には雪が多く降る為、スキーなどのウィンタースポーツも楽しんで頂けます。
観光スポット
祖谷のかずら橋
三好市西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」は、重さ約5トンの植物のつるを編み連ねて作られた、昔ながらの吊り橋です。周辺は昔も今も秘境と呼ばれるエリアで、源平合戦に敗北して逃れた平家(へいけ)の武士が追っ手から逃れる際に簡単に切り落とせるようにと、天然素材で橋を作ったという説が残っています。
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脇町うだつの町並み
「うだつ」とは、江戸時代(1603-1867年)、密接して建つ隣家との境に2階の壁面から突き出すように造られた漆喰(しっくい)の袖壁のことです。設置に多額の費用がかかることから、富や繁栄の象徴としての意味合いが強くなり、「うだつが上がる」と言えば成功者を指す言葉になっています。脇町は藍染めの中心地であり、多くの裕福な商人の本拠地であったため、古典的な瓦屋根ある素晴らしい家が立ち並んでおり、現在も保存されています。特徴的な建築を保護するために、文化庁はこの地区を重要伝統的建造物群保存地区として指定しています。
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鳴門の渦潮
鳴門の渦潮は、鳴門市・吾妻島・淡路島の間にある鳴門海峡で発生します。渦潮は春と秋に一番大きくなると言われており、最も流れの速い場所では時速20キロメートルに達し、最大直径が20メートルに達することもあります。多くの渦潮が交差しながら流れる風景は壮観です。1日2回発生する満潮と干潮のタイミングと、鳴門海峡の高潮と低潮のタイミングが合致した時に渦潮を見ることができます。その中でも、渦潮を見るのに最適な時間は、各潮の前後1時間半の間となっています。この壮大な渦潮を見ることができる「鳴門海峡」は、イタリア半島とシチリア島の間に位置する「メッシーナ海峡」、北米西海岸とバンクーバー島東岸の「セイモア海峡」は、"世界3大潮流"と呼ばれています。
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阿波踊り
近年、世界でも有名になっている "阿波踊り" は約400年の歴史を持っています。その起源には様々な説があります。阿波踊りが盛んに踊られるようになったのは、徳島藩祖・蜂須賀家政が天正14年(1586年)に徳島に入りし、藍、塩などで富を蓄積した頃からといわれています。 その後、藍商人が活躍し、年を重ねるごとに阿波踊りを豪華にしていきました。その頃から阿波踊りは市民社会にも定着し、自由な民衆娯楽として花開き、 特に戦後は復興の象徴として目ざましく発展していきました。このような歴史を経て、阿波踊りは今では日本を代表する伝統芸能として世界にも知られるようになっています。
阿波尾鶏
徳島県の高級鶏 「阿波尾鶏」は、県内で古くから飼養されていた赤笹系軍鶏(シャモ)を用いて,畜産研究課が10年以上の歳月をかけて開発した地鶏です。徳島の阿波踊りにちなんで命名されました。肉は脂肪が少なく、適度な噛みごたえがあり、やや赤みを帯びた色と甘い風味が特徴です。1998年には”「地鶏」特定規格”の基準を満たす地鶏の中で生産量が全国1位となり、 日本のトップブランドに成長しました。













